夏バテ防止に季節の野菜を上手に活用しましょう

本格的な夏を迎え、体のだるさや睡眠不足、食用不振など、いわゆる夏バテの症状を感じる人もいらっしゃるのではないでしょうか。
夏休みで元気に過ごしていたお子さんも、外の暑さと室内の温度差に体調を崩してしまったり、夏に流行る流行性の感染症にかかってしまうこともあるので注意が必要です。

普段のうがい、手洗いはもちろんですが食事にも気を使うことで体の免疫力や温度調整の機能を手助けすることができます。
特に季節の野菜は、栄養だけではなく夏であれば体を冷やす効果が、冬であれば体を温める効果もあり、積極的に利用したい野菜です。

なすやきゅうり、トマトなどに代表される夏野菜は身体の熱を体外へ出す効果があります。
今回は夏野菜の代表、なすとトマト、さらにはビタミンB1を多く含み、スタミナをつけてくれる豚肉を使った献立をご紹介します。

<茄子とトマトのチーズ焼き> 材料と作り方

(材料)~子供4人分~
なす…80g         トマト…220g
玉葱…90g         ピーマン…30g
豚挽肉…80g        にんにく…0.7g
トマトピューレ…55g    食塩…0.8g
醤油…4g           砂糖…7.6g
コンソメ…2.4g        ピザ用チーズ…40g


(作り方)
1、
なすは縦半分に切り薄切り、トマトは湯むき後縦4等分に切り薄切り、玉葱は皮をむき縦4等分に切り薄切り、ピーマンはヘタと種を撮り縦4等分に切りはしから0.5ミリ位にカットします。にんにくはすりおろしておきます。

2、
挽肉とにんにくを炒め、その中にカットした野菜を入れて調味料を加え炒めた後、耐熱容器に移し、ピザ用チーズを乗せてチーズが溶けるまで加熱します。

夏野菜をチーズとトマトで食べやすく

なすは夏野菜を代表する野菜ですが、お子さんには少し食べにくい食材でもあります。
そこで同じ夏野菜のトマトとお子さんが好きなチーズを使い、ピザのように食べやすくアレンジしたメニューです。

季節の野菜はお値段もお求めやすく、またスーパーなどで目にする機会も多く手軽に買うことができる野菜でもあるので、積極的に利用して夏バテ防止に役立てましょう。

関連するまとめ

咀嚼力をつけよう 五目豆

大豆、昆布、鶏肉、椎茸、いずれも小さいお子さんには良く噛まないと食べられない食材です。

管理栄養士 宮本仁美 / 2448 view

夏でも食べやすい スープカレー

カレーというよりもスープごはんといったメニューです。カレーに比べて軽いので、夏の熱い時期に食べやすくなってい…

管理栄養士 宮本仁美 / 2454 view

豆乳を合わせることでさっぱりと クリームスパゲッティ

クリームスパゲッティですが、牛乳だけでなく、豆乳が入っているので大豆の栄養であるタンパク質、ミネラル、を取る…

管理栄養士 宮本仁美 / 2519 view

栄養満点!親子うどん

卵に唯一足りない栄養素のビタミンCをほうれん草で補ったメニューです。 また、ほうれん草にはお子さんに必要な鉄…

管理栄養士 宮本仁美 / 2739 view

夏風邪予防に スタミナうどん

スタミナうどんの名の由来は、ズバリ入っている具材にあります。 ニラにはアリインというビタミンB1の吸収をよく…

管理栄養士 宮本仁美 / 3040 view

関連するキーワード

管理栄養士 宮本仁美

プロフィール
宮本仁美
1968年生まれ、1991年女子栄養大学を卒業
平成11年社会福祉法人 高砂福祉会 六高台保育園入職

以降、栄養バランスのとれた保育園給食献立の作成を行ってきた。 

アクセスランキング

人気のあるまとめランキング

ママchanコンテンツ

幼稚園・保育園向けママchanフリーペーパー

人気のキーワード

いま話題のキーワード