サラヤ株式会社(本社:大阪市東住吉区、代表:更家悠介)は、「ノロウイルス」や「インフルエンザ」が蔓延しやすい秋・冬に向けて「手指のアルコール消毒に関する調査」を実施しました。

調査の結果、そもそも全然手指のアルコール消毒を行っていない人が相当数、いるという結果が明らかになりました。またアルコール消毒を行っている人に関しても、特に何かの対策というわけではなく、「なんとなく」消毒してしまっている人が半数以上いるという結果も出ました。またアルコール消毒液ごとの違いを認識できていない人も多く、どう消毒していいかわからない「消毒迷子」が蔓延しているという実態が明らかに。このようなずさんな消毒意識の結果からか、インフルエンザやノロウイルスにかかってしまった経験がある人が少なからずいるという結果もでています。


【調査方法】インターネット調査
【調査期間】2016年10月19日~10月21日
【調査対象】全国の20歳~49歳までの男女500名
【調査協力会社】株式会社ネオ・マーケティング 

手指のアルコール消毒、4割以上の人が3ヶ月に1回未満の頻度でしか行わないという衝撃の結果

まず、手指のアルコール消毒は、どのくらいの頻度で行なっている人が多いのかを調べました。結果、最も多かったのは「3ヶ月に1回」以下の頻度で41%という結果が出ました。手洗いに関する啓蒙はしきりにされており、リスクについても認知が広まってきているにも関わらず、かなりの人がアルコール消毒をしていないという実態が明らかになりました。それ以上の頻度に関しては比較的まばらですが、1日に1回以上、アルコール消毒する人に関しては24.8%いるという結果に。こまめに消毒している人はよく消毒しており、ほとんど消毒していない人に関しては全然消毒しないという、二極化傾向が見て取れます。

続いて、消毒液はどこで使用することが多いのでしょうか。最多は「公共の場」で46.6%。行った場所に置いてあると、さっと使えるためか使用している人が多いようです。2番目に「学校・職場」が42.6%で続き、3番目が「自宅」で38.2%となりました。見方を変えてみると、家でアルコール消毒液を使用していない人が6割以上もいるということになります。消毒の頻度が少ない人も多い上に、自宅で消毒している人が少ないという結果も出ていることから、かなり手指の消毒に関しては意識が低い人が多いと言えそうです。

「なんとなく」消毒している人が半数以上!危険すぎる「消毒迷子」が多数いるという結果に

主にどういった目的で、アルコール消毒を行なうかを質問しました。結果なんと、「なんとなく」と回答した人が半数を超えました。漫然とアルコール消毒をしてしまっている人が、相当数いるということが明らかになりました。「ノロウイルス」や「インフルエンザウィルス」対策に、としっかり目的意識を持って消毒している人は、あまりおらず、何のために消毒しているのかわからない状態になっている「消毒迷子」が多数いるという結果が出ました。

続いて手指の消毒液を購入する際、違いを見ているかどうかを質問しました。結果、54%と半数以上の人が「違いを気にしていない」と回答。「とりあえず使えればいいや」レベルで捉えており、適当に購入してしまっている人がどうやら多いようです。また気にしている人に関しても、どういったポイントを気にしているかを見てみたところ、「成分内容」と回答しているのは4割程度という結果に。効果効能などを踏まえて、しっかりと目的意識を持ってアルコール消毒液を選んでいる人は、ごく少数だという結果が明らかになりました。

半数以下ながら「成分内容」を気にしてアルコール消毒液を選んでいるという結果が出たものの、アルコール消毒液の成分内容に関して、どのくらい理解されているものなのでしょうか。まず「市販のアルコール消毒液全てで、ノロウイルスが予防できると思いますか」と質問。結果、33.8%が「思う」と回答しました。更に「アルコール消毒液の中にも、インフルエンザウィルスには効くが、ノロウイルスには効かない物がある事を知っていましたか」と聞いたところ、「知らなかった」と回答した人がなんと65.6%も。実際のところはアルコール消毒液の中にはノロウイルス予防ができないものが多く存在し、また、インフルエンザウィルスには効能があっても、ノロウイルスに対しては効能がない消毒液が存在します。非常に多くの人が、アルコール消毒液について誤った理解をしてしまっているという実態が明らかになりました。

手指への低すぎるアルコール消毒の意識が、インフルエンザやノロウイルスの流行を招いている

ここまで、多数の人が手指の消毒への認識や、アルコール消毒液に対する認識が不足しているという結果が出てきましたが、その結果としてどのような健康状態となっているのでしょうか。「インフルエンザ」もしくは「ノロウイルス」にかかったことがあるかを聞いたところ、「インフルエンザ」に関しては62%と大部分の人がかかってしまったことがあるという結果が出ました。また「ノロウイルス」についても16.6%と見過ごせない人数がかかった経験があるという結果に。しっかりと手指のアルコール消毒を行っていないことで、かなりの感染症につながっているということが明らかになりました。

ノロウイルスやインフルエンザウイルスが流行する秋冬。乗り切るための必携品とは?

調査の結果、非常に多くの人が、手指のアルコール消毒への意識が低いことや、アルコール消毒液ごとの違いを認識せずに、購入したり、使ってしまったりしていることが明らかになりました。こうした「消毒迷子」が多数いることが、インフルエンザやノロウイルスにかかっていそうだという結果も出ています。

これからノロウイルスやインフルエンザウイルスが最も蔓延しやすい秋・冬を迎えます。最も手軽な予防である手洗いを、行わない手はありません。しかし、色々なウイルス対策のために個別に消毒剤を変えていては手間がかかるというもの。また、しっかりとした効き目がないと、せっかく手洗いをしてもあまり効果がありません。こうした課題への一つの答えとしてサラヤが発売しているのが「ハンドラボ」シリーズ。

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記事監修:薬剤師白石厚子

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