「あなたのためを思って言っているの」

子どもが遊びに行こうとしているのをやめさせ、家で宿題をさせる。

「あなたのためを思って言っているの」、これ教育熱心なママほど、使ってしまう傾向にあります。

子どもには選択する権利があります。宿題は遊んだあとにしても構わないのです。

また宿題をしなかった場合も、しなくて怒られるのは、失敗という経験になります。

それを「あなたのため」という言葉を用いて言うことを聞かせるのは、子ども自身が委縮し、反抗できないように縛っているのと同じです。

「それは違うから、こうしなさい」

例えば子どもが、りんごに青のクレヨンで色を塗ったとします。

その時に「りんごは青じゃないでしょ? ちゃんと赤で塗りなさい」と言って塗り直しをさせていませんか?

りんごを赤で塗らなければならないという決まりごとはありません。
子どもの見えたものや感じたものを表現しているだけなのです。

それを否定して、やり直しさせたり、親がやり直したりするのは、親の価値観の押し付けでしかありません。

「あの子と付き合っちゃダメよ」

“成績が落ちたのはあの子と遊んでいたからだ……”と、子どものコミュニティを破壊するような言葉を発してはいないでしょうか?

子どもが作り上げた関係に親が介入すると子どもの世界が広がらず、また交友関係を作ることに自信をなくして、よい人間関係を築くことが難しくなってしまいます。

SNSの登場によって、親が子どもの行動を監視することも容易になりました。
そこに一線引けるのは、ほかでもない親自身なのです。

いかがでしたか?

子供にだって、自分でスケジュールを決めて、好きなことを好きな友達とする権利があります。

親は頭ごなしにダメと決めつけないで、子供に選び、考えさせる習慣をつけさせないといけませんね。

本日、紹介したすべてに共通したのは、親が子供に干渉しすぎているということです。

自分が子どもの頃に親に毒親のフレーズを言われ、嫌な思いをした経験がありながらも、知らず知らずのうちに、自分の子どもに同じフレーズを使ってしまっていることはありませんか?

関連するまとめ

感謝の気持ち、伝えてますか?心がほっこりする「ちょい孝行」をしよう!

『親への感謝、今やろう。』 親への気持ちをちょっとだけカタチにする、“ちょい孝行”という考え方。 母へ、祖…

マイマム編集部 / 3015 view

我が子を自立させたいなら思いきり「甘えさせる」べき理由

我が子を自立させるには、厳しい態度で接しなければ! 「甘やかしてなんていられない!」とお思いの方が多いと思い…

BIGパパ / 2017 view

幼稚園、学校の先生との接し方

どうしても保育園、幼稚園、小学校の先生には必要以上に期待してしまうものです。

ママchan / 2704 view

子供が自然に勉強をしたくなる方法

僕が子供に対して行ってきたことをちょっと書いていきたいと思います。僕の子供は、小学校のころに学習障害と診断さ…

榎本正義 / 2462 view

乳酸菌飲料で復活!お腹ゆるゆるな息子の乳酸菌体験記

なんでもよく食べてくれるうちの息子。 しかし、お腹はゆるゆるになりがちの困ったちゃん。 そこで今回は乳酸菌の…

タネちゃん。 / 1882 view

関連するキーワード

BIGパパ

はじめまして。三十路の2児の父、BIGパパと申します。
(実は、年内に3児になる予定です。)
B型。趣味は野球。家族や子供のことを面白おかしく書いています。
これから、イクメンパパとして様々な情報を投稿していきたいと思います。

アクセスランキング

人気のあるまとめランキング

初めての自転車選び

おしゃれでかわいい自転車特集

人気のキーワード

いま話題のキーワード