片頭痛のしくみ

片頭痛は一般的に、不規則な睡眠や睡眠不足、ホルモンバランスの乱れによる体調変化が原因です。また、光や音、におい、気温の変化や気圧の変化など外からの刺激からストレスを感じて起こることもあります。

人はストレスを感じると、それを抑えようと脳の血管にセロトニンという脳内物質が放出されます。そのセロトニンの働きによって、脳の血管が一気に縮まります。そして、セロトニンが出尽くすと、今度は逆に血管が広がります。この血管の拡張が脳に張り巡らされた神経を圧迫し、痛みが発生します。そして脳は興奮状態となり、片頭痛が起きてしまいます。

秋は片頭痛が起こりやすいの?

片頭痛に悩む人にとって、最も注意すべきなのは光の刺激です。

秋は空気が澄んでいるため、太陽の光が意外と強い場合があるのです。その太陽の光により、強い刺激を脳が受けて片頭痛の症状が出る人が多いのです。

頭痛を予防するために、外出時にはサングラスや帽子、日傘をするように心がけてみましょう。また、片頭痛が起きた場合は、遮光カーテンなどで部屋を暗くすると楽になるので試してみましょう。

子供でも片頭痛になる?

最近は小さい子供でも片頭痛の症状を訴え、受診するケースが増えています。その理由は「ブルーライト」です。

テレビはもちろんですが、タブレットやスマートフォン、パソコンなどから出るブルーライトにより脳を刺激し、頭痛を引き起こすことがあるのです。子供の頭痛の原因は、ブルーライトによるものが多いそうです。

子供がタブレットやスマートフォンなどを使用する場合、明るいところで出来るだけ30分くらいで止めるようにしましょう。

片頭痛は遺伝する

子供の頭痛の原因には、ブルーライトの他にも「親からの遺伝」が原因の場合もあります。母親から遺伝する率が7割だと言われています。

片頭痛を持つ子供は、以下のような特徴があります。

・少し落ち着きがない
・寝相が悪い
・寝言をよく言う
・歯ぎしりをする

子供にこれらの症状があり、母親が頭痛に悩んでいる場合は、専門医に相談したほうが良いとのことです。

片頭痛を緩和するには「興奮しにくい脳」に変える

普通、光の刺激は目から視神経を通して、脳の後ろにある後頭葉で感知し、そこで終わります。ですが、片頭痛の強い人は、脳の前の方まで刺激が波及していくのだそうです。片頭痛の場合は、脳が敏感になっている人が多いので、その状態を脳波で測定します。
正常な脳波は全体的に波が穏やかになりますが、片頭痛の脳葉は脳の前も後ろも興奮状態になります。

頭痛治療では、興奮しやすい脳を興奮しにくい脳に変えることがポイントになってくるのだそうです。
投薬を行い、その薬の効果がどれくらい現れたか、それによって薬を減らすことが出来るかどうかを判断するため、脳波の検査を数か月後に再度実施します。そして、どこまで改善したかを見ることによって、薬を減らす・やめる判断をしていきます。
通常、頭痛の治療は1回のみでは終わらずに、継続することで症状が改善していきます。

もし子供が片頭痛のような症状がある場合は早めの受診をおすすめします。片頭痛の治療は小さいうちから始めたほうが良いのだそうです。子供のうちから脳を少しづつ慣らしてあげ、過剰に脳が興奮しないように治療すれば、大人になってから激しい頭痛に悩まされることが少ないようです。

片頭痛に効果的な食べ物

片頭痛を予防する成分として有効なのが、マグネシウムとビタミンB2です。マグネシウムは血管を安定させ、ビタミンB2は脳の興奮を抑える働きがあります。
この2つが比較的多く含まれているのが和食です。

マグネシウムが豊富な食材

血管を安定させるマグネシウムを多く含む食材として、オススメなのがゴマやワカメです。

ビタミンB2が豊富な食材

脳の興奮を抑えるビタミンB2が豊富に含まれている食材として、オススメする食材が卵・納豆・牛乳です。

もしお子さんが頭痛で悩んでいるときは、早めの受診とこのような食材を普段の食事から摂りれて、頭痛に悩まされない体づくりをしてみてください。

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記事監修:薬剤師白石厚子

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