Lei(レイ)とは?

Lei(レイ)はハワイ語で「花輪、愛する子供、妻、夫、恋人」という意味があります。今では観光で来られたお客様への歓迎や、結婚式に卒業式などのあらゆるお祝いの時に使われるなど、あらゆるお祝いの場面でレイは欠かせません。特に卒業式などでは、顔が隠れるくらいたくさんのレイが送られたりします。

また歴史をさかのぼると古代ハワイアンの間では、魔除けや供物、社会的地位の象徴として用いられました。レイというと花のイメージが強いですが、かつては貝殻、骨、鳥の羽、髪の毛などで作られたものが用いられていました。

今ではエンターテイメントのイメージの強いフラですが、古来は神様に捧げるもの、神事の時に踊られていました。かつてフラを踊るときは男性はマロ、女性はパウを身につけ、上半身はレイ以外は何も身につけなかったそうです。

それぞれのレイには意味があった!

たくさんの種類があるレイですが、実は送るレイによって込められた意味が違います。いくつか有名なものをご紹介しましょう。

マイレ

香りはとても清々しく、かすかに甘い香りがします。結婚式などで花婿さんが身に付けることが多いこのレイは低木のつる性のマイレの葉と茎の皮を使い編み込みながら作られます。

結婚式でよく使われる理由は、このマイレは神様に捧げるとても神聖なものなので、永遠の愛を神様の前で誓うという意味があるそうです。またこのマイレはフラの女神「ラカ」の化身とも言われ、フラハーラウ(フラ教室)にあるラカの祭壇(kuahu)に捧げられることもあります。

ピカケ

ピカケはとても甘い香りが特徴のレイです。使われている花はジャスミン”マツリカ”という花ですが、このマツリカをこよなく愛したプリンセスカイウラニが飼っていた孔雀にちなんでピカケ(ハワイ語で孔雀)と呼ばれるようになりました。

ピカケは花嫁のレイとも言われ、送る本数によって意味が違います。レイの本数が増えるほどに愛情の表現が変わるとてもロマンチックなレイです。

ハワイアンが使うレイにまつわることわざ

ハワイにはレイを使ったことわざもあるのでご紹介しましょう。

E lei kau,e lei ho’oilo i ke aloha.

「愛とは夏にも冬にもかけるレイのようである」
 (意味)愛は永遠に変わらない。

レイはたくさんのパーツが集まって一つの輪になっています。あるハワイの歌では、その様子は家族の繋がり、そして自分の祖先からの繋がりを表し、その愛に囲まれている様子をレイにたとえて歌っています。また別の歌でもレイを親愛なる友に例える歌があったりと、ハワイの人々にとっては人生の愛の象徴でもあるのですね。

いかがでしたか?レイにはこんなに深い意味が込められていたなんてとってもロマンチックで素敵ですね!

皆さんもハワイに来られたら自分の好きなレイを探してみてくださいね!

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